今年最後の読書会となりました。今回は学習の後に、参加者の皆さんが、この一年を振り返って学びの中で得られたことや、新年に向けての決意などを発表してくださいました。皆さんの心のこもったお話しから「スピリチュアリズムに出会えて本当に良かった!」と、感謝の思いが伝わってきました。
新しい年も、イエスの計画に沿った歩みができるよう、同志一同、決意を新たにしました。
今日は、“良きスピリチュアリストになるための準備”について学習しました。
私たちは、霊界の導きを得て、真理に出会いました。霊的真理と出会って次になすことは、自分自身を「霊的新生」させることです。つまり自分自身を霊的真理でしっかりと作り変えるということです。
「霊的新生」のための重要な実践内容は、「祈り」「徹底した真理の学習」「スピリチュアリストとしての基本的な心がまえの確立」です。
神への祈りというのは、私たちの心を深めて、霊的世界との交わりを強固なものにするためには不可欠です。少しずつ、祈りを継続していくことによって、霊的世界との絆がより一層深まっていくようになります。
そして、真理をしっかり学ぶことがまず重要なことです。それを日常生活の中で実践する努力を重ねていくことで、さらに霊的真理の理解が深まっていきます。真理は頭の中だけの理解では、いざとなった時に力になりません。実践を通じて、真理を体得することができるようになります。
祈りと真理の学習・実践を通じて、スピリチュアリストとしての基本的な心がまえが確立されていきます。スピリチュアリストとしての基本的な心がまえとは「スピリチュアリズムに導かれたことへの感謝」「守護霊の導きに対する絶対的信頼」「今後の人生をスピリチュアリズムのために捧げる決心」です。守護霊に対する信頼がなかったり、人生を捧げる決心がないと、困難に直面したときに、すぐに真理から離れるようになってしまいます。
本物のスピリチュアリストとして歩もうとするなら、基本的な心がまえを確立することが必要です。それが足場を固めるということにもなります。
さらに、スピリチュアリストとして質素で清らかな生活を心がける、霊中心の日常生活を心がける「霊主肉従の努力をする」ということです。
ここまでのプロセスは、人に頼らず、すべて自分で準備しなければなりません。自らを霊的新生させて初めて伝道実践に移ることができます。
私たちは、短い地上人生の中で、スピリチュアリズムに出会い、道具として働くチャンスを与えていただきました。霊界とタイアップした伝道ができるよう、一人一人が自らを鍛え、良き道具を目指して努力していきましょう。
〈参照〉
◆2023年12月16日――感想
今回は、「イエスの幽界降臨」によって、地縛状態から解放された霊の証言をもとに、幽界における“大宗教革命”について学習しました。
はじめに『続スピリチュアリズム入門』第9章(2)スピリチュアリズムとキリスト教を輪読し、「霊的事実」の観点から、キリスト教の問題点をみていきました。
イエスが最も心を痛めてきたのは、生前キリスト教を熱心に信仰して、死後、地縛霊になって幽界で苦しんでいる霊達のことです。
イエスは、何としてもキリスト教徒を地縛状態から解放し、救い出さなければならないと思い続けてきました。
地上世界で間違った宗教を信仰してきた人たちは、幽界に行ってもそのまま、間違った信仰を続けています。同じ宗教の信者たちがグループを作っているのです。地上時代の間違った宗教の教義が魂の奥深くまで入って、洗脳されている状態です。熱心な信仰心があっても、間違った教義だったために、死後、地獄のような苦しみを味わってしまうことになります。それは悲劇としか言いようがありません。
イエスは他界後、霊界で試行錯誤を重ねながら、人類救済計画の準備を進めてきました。そして霊界での準備が整い、イエスの人類救済計画は、1848年にスピリチュアリズム運動として地上で展開することになりました。そして、多くの霊界通信が、スピリチュアリズム運動の計画の中で降ろされました。その集大成が『シルバーバーチの霊訓』です。『シルバーバーチの霊訓』はイエスの入念な準備の下で降ろされた、イエスの教えということになります。ここまでのスピリチュアリズムの流れは、スピリチュアリズムを学んでいる人は知っています。
その後、『シルバーバーチの霊訓』が降ろされた時代から、さらにイエスの人類救済計画は進んでいます。つまり、『シルバーバーチの霊訓』以降のイエスの計画が実行に移されているということです。
地上サイドと霊界サイドの条件が満たされ、イエスが幽界に降りる準備が整いました。2021年、「イエスの幽界降臨」が実現したのです。
「イエスの幽界降臨」によって、幽界の状況が根本から変化するようになりました。間違った宗教によって霊的牢獄に閉じ込められていた地縛霊たちが、次々に解放されてイエスが示した、スピリチュアリズムを学び、正しい信仰を始めるという、幽界の“大宗教革命”が進められています。幽界で間違った宗教に縛られていた人たちが、その間違った宗教の壁を壊し始めました。その影響がいずれ地上に波及していくのです。
今、地上で間違った教義に縛られている人たちに、正しい真理を伝えることができるように、必要な力をつけていきましょう。そして、霊界人が信仰している唯一の宗教を地上に根付かせるために、霊界の良き道具となって、精一杯働いていきましょう。
〈参照〉
◆2023年11月18日――感想
◆2023年10月14日――学習内容
霊的真理の効果的学習法――膨大な霊的真理を、包括的で、正確に理解するために
今回は、霊界から降ろされた膨大な霊的真理を効果的に正しく学習する方法について学びました。
■霊的真理を効果的に理解するための3つの学習法
①インプットの学習……優れた教科書を繰り返し読む、優れた参考書を繰り返し読む、観る、優れた講義を繰り返し聴くということです。
ここで重要なことは繰り返しということです。一回読んだだけ、ビデオを一回見ただけでは、重要なことは殆ど頭に残っていません。そこからさらに理解するためには、繰り返し読む、観る、聴くことが必要です。
優れた教科書は『シルバーバーチの霊訓』です。
優れた参考書は『スピリチュアリズム入門』、『続スピリチュアリズム入門』です。
他に、参考書として挙げられるのが、『救済』と『宗教』の観点から見たスピリチュアリズムの全体像、思想のテーマごとのビデオになります。
さらに、読書会に定期的に参加して、講義を聴くことで、一人で学習するよりも、まとまった形で真理の理解を深めることができるようになります。
また、全体像や、思想のテーマごとのビデオの内容は講義形式になっていて、整理された形でおさめられています。整理された講義を聴くことで、自分流の理解に陥ることなく真理を全体的に、要点を外すことなく理解できるようになります。
②アウトプットの学習……霊的真理を自分が語る(講義練習・講義発表)、真理を話す、手紙を書く、ブログを書いて発信するということです。
講義練習や講義発表は、方法として、ビデオの内容をそのまま、自分で講義するようにしていきます。講義をすることで、自分の癖を正していくことができます。人前に立つことが苦手な人も、性格的な殻を破ることができるようになってきます。講義練習、講義発表をするとたくさんのメリットがあります。
インプットの学習とアウトプットの学習を合わせて行なっていくことで、霊的真理の効率良い学習ができるようになります。
③真理の重要なポイントの暗記……スピリチュアリズムの思想体系の枠組みと、重要ポイント(基本的な真理)を暗記するということです。
重要ポイントを暗記することで、スピリチュアリズムの思想の全体がわかるようになってきます。講義などの、アウトプットする力も格段に増すようになります。
教科書として挙げた『シルバーバーチの霊訓』は、日本語に翻訳されて出版されたものだけでも20冊以上あります。それをすべて繰り返し読むといっても、たくさんありすぎて、どこに何が書いてあるかわからなくなってしまいます。
効果的に学ぶためには、重要度の高いものから読み進めていくことが必要です。
『シルバーバーチの霊訓』の中で最初に読むのに相応しいのがA・W・オースティンが編集した『シルバーバーチの教え上・下』です。内容がスピリチュアリズム全般に渡っていて、スピリチュアリズムの霊的背景やスピリチュアリズムの思想をトータル的に理解できるようになっています。『シルバーバーチの教え・上』の目次の内容を見るとよくわかります。
一章、通信霊シルバーバーチについて、二章、シルバーバーチの霊界通信の目的です。一章、二章は、この霊界通信をもたらした、シルバーバーチとはどのような霊なのかが、最初に述べられています。
三章、四章はスピリチュアリズムについて述べられています。三章、霊界を挙げての大計画というのが、スピリチュアリズムによる地球人類救済計画のことです。四章、スピリチュアリズムが目指す新しい世界というのは神を中心とした霊的同胞世界のことです。
五章からその先は地上人が知らなければならない重要な霊的真理です。五章、六章は最も重要な真理「神観」です。神について述べられています。
七章は、正しい神観を踏まえた上での正しい祈りについて述べられています。
八章、九章はスピリチュアリズムの「宗教観」です。シルバーバーチはキリスト教の間違いを繰り返し述べています。それが九章にしっかり出ています。
十章は「人間観」や「人生観」です。私たち人間はどんな存在なのかということや、どういう人生を歩んだらいいのかということが書かれています。
十一章、十二章は死後の世界です。「死生観」「死後世界観」について述べられています。十二章はこれまで謎とされてきた睡眠について明らかにしています。
十三章は、「再生観」になります。死んでまた地上に生まれてくるという、これまで大きな謎とされてきた再生についてまとめられています。
以上が上巻ということになります。
下巻には、交霊会についてや、霊界での大審議会について書かれています。そのほかに、スピリチュアリズムの戦争観やヒーリング観についても書かれています。
このように、目次を見ていくと、スピリチュアリズムの思想の重要なテーマが、この本の中に網羅されていることがわかります。
『シルバーバーチの教え』は『シルバーバーチの霊訓』の代表作であり、スピリチュアリズムの集大成になっています。
真理を正しく理解するためには、膨大な量に及ぶ 『シルバーバーチの霊訓』を総合的に把握すると同時に、重要なポイントを的確に押さえ、それらを関連づけて、体系的に理解しなければなりません。真理に導かれた私たちは、短い地上人生を効果的な学習をして貢献していかなければならないのです。的外れな学習を何年も続けていてはもったいないことです。イエスの教えである『シルバーバーチの霊訓』を地球人類の真のバイブルとするために、まず、自らが真理の正しい理解に努めていきましょう。
〈参照〉
◆2023年10月14日――感想
◆2023年9月16日――学習内容
救済と宗教の観点から見たスピリチュアリズムの全体像
今月は、救済と宗教の観点から見たスピリチュアリズムの全体像の復習をしました。
最高の霊界通信である『シルバーバーチの霊訓』に出会って、これこそ本物だと確信した私たちは、霊的真理に沿って、本物のスピリチュアリスト、真のスピリチュアリストを目指し、人々のために奉仕していこうと決意して、日々を歩んでいます。
真のスピリチュアリストとは、イエスと高級霊の願いに適ったスピリチュアリストのことです。霊的新時代にスピリチュアリズムを手にしている私たちは、地上に再臨したイエスが示す計画に沿って歩みを進めていかなければ、真のスピリチュアリストとはいえません。
真のスピリチュアリストになるための第一条件は、スピリチュアリズムを正しく理解しているということです。スピリチュアリズムとはどういうものなのか、イエスが、スピリチュアリズムによって何をなそうとしているのか、全体像を把握して、イエスの方針にしっかりと歩調を合わせていかなければなりません。独りよがりの歩みでは霊界の応援は得られないということです。
「救済の観点」と「宗教の観点」から見たスピリチュアリズムの全体像は、イエスが推し進める大計画の設計図といえるものです。読書会では重要ポイントを、図を示して説明してきました。それらの図の一つ一つも、実に深い意味を持っています。2つの全体像を繰りかえし学んで、じっくりとスピリチュアリズムのエッセンスを吸収していくことが必要です。
スピリチュアリズムとは、イエスが主導して、地上に霊的真理をもたらすことによって、実現していく一大プロジェクトです。
イエスが、地上で悲劇に苦しんでいる人類をなんとしても救わなければならない、間違った地上の宗教を霊界の宗教に変えていかなければならないと決意し、スピリチュアリズム運動が起こされました。イエスが地上に確立しようとしている宗教は、霊界と同じ宗教です。唯一・共通の宗教である霊界と同じ宗教を地上にもたらし、すべての地上人に正しい信仰の道を歩んでほしいというのがイエスの願いなのです。
いち早くスピリチュアリズムに導かれた私たちは、イエスの願いをしっかりと受け止め、正しい信仰実践に努めていかなければなりません。地上のすべての人間が、正しい宗教、真の宗教を拠り所として、霊的成長の道を歩むことができるように、精一杯、力を尽くしてまいりましょう。
今回は学習の後半に、スピリチュアリズムの発展に向けて特別な内容を学習しました。参加者の皆さんと、スピリチュアリズムに臨む新たな決意を固めることができました。
スピリチュアリズムを正しく理解するために、スピリチュアリズム普及会YouTube公式チャンネルをぜひご覧ください。
今回は、スピリチュアリズム的生き方の特徴について学習しました。スピリチュアリズムは、実践を徹底して重要視しています。スピリチュアリズムが実践の重要性を強調するのは、実践を通じて「霊的成長」がなされるようになっているからです。
(1)スピリチュアリズムは徹底した実践主義・努力主義
――スピリチュアリズムとは、霊的真理を日常生活で実践すること
(2)スピリチュアリズムは完璧な自己責任主義・自力救済主義
(3)スピリチュアリズムは徹底した内面主義的信仰
(4)霊的視野の重要性と、霊的楽天主義
――スピリチュアリズムは霊的視野から地上世界を眺める
(5)霊界の霊達との密接な関係
「こちらの世界では、使用に耐えられる人物の出現を今か今かと待ち受けている霊がいくらでもいるのです。私達の方から皆さんを待ち望んでいるのです。皆さんが私達を待ち望んでいるのではありません。」
『スピリチュアリズムによる霊性進化の道しるべ』p.115
(6)祈りの大切さ
地上の人間は、日常生活において、自分の考え方や行為を摂理にそったものとなるよう努力することで霊的成長がもたらされるようになります。さらに地上のスピリチュアリストは、霊界の良き道具となって、スピリチュアリズムを進めていく使命を担っています。霊界の人々が喜んで働きかけたいと思えるような内面的資質を高めていくことで、霊界との一体関係・協力関係をつくり上げることが可能となります。地上に再臨したイエスとともに最高の人類への貢献ができるように力を尽くしていきましょう。
◆2023年7月15日――感想
◆2023年6月17日――学習内容
宗教の観点から見たスピリチュアリズムの全体像――2
今月は、前回の続き、宗教の観点から見たスピリチュアリズムの全体像の後半部分を学習しました。
(4)真の宗教とは(宗教の正しい定義)
①信仰対象は、大霊である「神」と「神の摂理」
②摂理に一致した生き方(摂理にそった日常生活での実践)
・「霊優位(霊主肉従)の摂理」「利他性の摂理」「カルマの摂理」
・霊主肉従の努力・苦しみの甘受・利他愛の実践
③宗教組織や宗教形式(教祖・教義・儀式・布教活動・宗教的施設)は必要ない
④自らの努力によって自分自身を救う自力救済的生き方
⑤一人一人の霊的成長と、霊的同胞世界の確立を目的とした生き方
真の宗教 = 霊界の宗教 = スピリチュアリズム(超宗教)
「宗教とはサービスです。これはもう何度も申し上げてきたことですが、サービスに優る宗教はありません。サービスは霊の通貨です。すべての人に対して愛と慈しみの心を持つことができれば、あなたは“最も宗教的な人間”であると言えます。なぜなら、あなたは人生において大霊を顕現させていることになるからです。本来は、それが全宗教の土台なのです。」(Lift up your Hearts)
(5)霊的真理の普及によって達成される人類史上“最大の宗教革命”
①霊的真理の普及にともない、地上の間違った宗教は消滅していく
②スピリチュアリズム(霊界における唯一の宗教)が地上に確立するのは、長い期間がかかる(何百年~千年)
③スピリチュアリズムによる宗教革命の成功は、すでに確定しているが、革命が完全に達成されるまでには、悲劇・不幸・苦しみが続くことになる
「永い間、地上世界を束縛してきたものとの戦いにおいて、私たちは一歩も退きません。宗教の名のもとに築かれてきた教義とドグマと儀式の宗教に対して戦いを挑んでいます。間違っているものは、捨て去らなければなりません。真実のものだけが生き永らえるのです。」(道しるべ)P.61
真の宗教とは、神の摂理に沿った生き方であり、人々の霊的成長を促すものです。
地上では当たり前となっている、組織、教祖、教義などは、必要ありません。日常生活での実践、利他的生き方が、本当の宗教なのです。
学習の最後に『シルバーバーチの教え・下』21章、青年牧師との論争から、青年牧師にシルバーバーチが語った言葉を確認しました。青年牧師とはバーノン・ムーアのことです。
21章には、キリスト教の牧師がスピリチュアリズムに関心を抱き、シルバーバーチの交霊会に出席したときの様子がまとめられています。
シルバーバーチは厳しい口調で、キリスト教の間違いを指摘しています。徹底的にキリスト教を酷評しています。しかし、牧師に対して何とか正しい信仰に目覚めて欲しいとの思いで真理を語っている、シルバーバーチの深い愛が感じられる内容でもあります。宗教革命は人々の心を一気に変えるものではなく、一人ひとりの魂を確実に根底から変えていくことで進められていく、ということがよくわかります。
「あなたは、今まさに崩れつつある世界に身を置いていることを自覚しなければなりません。新しい秩序による世界、真の意味での天国が到来する時代の幕開けを見ているのです。その誕生には、痛みと苦しみと涙がともなうことでしょう。しかし、最後には大霊を中心とした世界が築かれるようになります。あなた方一人ひとりが、その新しい世界を将来する、手助けができるのです。なぜならすべての人間は大霊の分霊であり、大霊の仕事の一翼を担うことができるからです。」
『シルバーバーチの教え・下』P.119~P.120
シルバーバーチは、「新しい秩序による世界、真の意味での天国が到来する時代の幕開けを見ているのです。」といっています。
この牧師のムーアもそうだったように、私たちもスピリチュアリズムという真の宗教が地上に確立する時代の幕開けを見ています。
真理を手にした私たちは、霊界の道具となって、大霊の一翼を担っていく立場にあります。イエス主導の大宗教革命を、少しでも前に進めていけるように、先輩スピリチュアリストたちの歩みを受け継ぎ、私たち一人ひとりが信仰実践に努めていきましょう。
〈参照〉
宗教の観点から見たスピリチュアリズムの全体像 - YouTube
スピリチュアリズムの思想[Ⅳ]>2部>1.スピリチュアリズムと地上の宗教(スピリチュアリズムの宗教観)
◆2023年6月17日――感想
本日は「宗教の観点から見たスピリチュアリズムの全体像」の後半部分を学びました。私自身は特に何か特定の宗教を、強烈に信仰をしてきた体験はありませんでしたが、宗教とは違いますが、世間でいう成功哲学にはまってしまい、まさに「お金が神様」という哲学を実践して、大変な状況におちいりました。
これまでの事に疑問を持ちはじめ、紆余曲折しながら、スピリチュアリズム『シルバーバーチの霊訓』に出会った時は、自分が求めていたものにやっと出会えた、全ての疑問が解けた、光に出会えたという感激に浸れたことを今でも覚えています。救われたという気持ちでした。
宗教だけではなく、間違った思想、哲学、教育もスピリチュアリズムをベースにしたものに置き換えていくことが重要であることを改めて強く感じました。
今日は「宗教の観点から見たスピリチュアリズムの全体像」の続きを学びました。『シルバーバーチの霊訓』に書かれていることは、どこを読んでもおかしいと思うところがなく、矛盾したところがなく、すべて納得がいくものばかりです。そうした教えと私は初めて出会いました。
スピリチュアリズムが広く普及した世の中を想像すると、心が晴れやかになるような気持ちになります。そうした世の中になれば、今よりも争いや病気も減っているのでしょうか。
スピリチュアリズムを早く普及させるためにはスピリチュアリスト、一人ひとりの考えや思いや行動が重要だということも学びました。日々、新たな困難が生じ、立ちどまりそうになることもありますが、霊界からの守りと導きを信じて、歩んでいきたいと思います。
「宗教とは、人の役に立つことをすることです」この言葉はシルバーバーチの霊言の中でも、特にグッときた言葉です。これまでの宗教とは何か、目的は何なのか、何のためにあるのか、といった心のもやが、一気に晴れ渡ったのを覚えています。
宗教とは、神頼み、教祖頼みでお願いすること、もしくはサギやあやしい団体、団体に尽くすことで自分が救われると思っている人が多い、という印象から、自分は宗教にだまされまいと思っていました。
スピリチュアリズムを学び、本当の宗教とは、人工的に造られた教義にすがることではなく、救ってもらうことでもないとわかりました。真の宗教とは、自分の生き方を見つめ、摂理に沿い、努力して自分で自分を救うこと、その努力とは、霊主肉従、利他愛の実践、苦しみへの正しい対処であると学び、地上における小さな問題、特に自分の身勝手な欲が減りました。
霊主肉従の努力は本当に難しく、まだまだ良き道具にはなれなさそうですが、これから本当の意味での宗教的な人になれるよう頑張ります。
地縛霊に対しては、自業自得とはいえ、同情の念が湧いてきます。自分は死後、そうならないように頑張ります。
◆2023年5月20日――学習内容
宗教の観点から見たスピリチュアリズムの全体像――1
今月から宗教の観点から見たスピリチュアリズムの全体像を学習していきます。
(1)宗教の観点から見たスピリチュアリズムの定義
・霊界主導の人類史上、最大の宗教革命
・霊的真理による地球上、最大の宗教革命
スピリチュアリズムによる宗教革命とは
霊的真理の普及によって、地球上のすべての宗教を霊界の宗教に置き換えようとする、宗教の大変革のこと
(2)地上の宗教の実態(宗教の問題点)……地上の宗教は、霊的に見るとすべて失格
①霊的無知から間違った教えを説いている
②本来の使命を果たしていない――宗教の使命は、人類の霊的成長を促すこと
③人類にとって有害な存在となっている――人々の魂を霊的牢獄に閉じ込め、霊的成長を妨げている
④組織エゴを増大させ、地上に戦争・紛争などのさまざまな悲劇をもたらいている
「宗教の教義(信条)による束縛は、地上界の悲劇の一つです。それは重い疫病よりも悪質で、肉体の病気の苦しみよりも、はるかに酷い苦痛をもたらします。なぜならそれは“魂の病”を生み出し、霊に目隠しをしてしまうからです。」
『シルバーバーチの教え・上』P.124
地上の宗教は、人類にとって存在しない方が良いということです。宗教は、霊的無知から間違った教えを説き、組織をつくることによってエゴを増幅させ、悲劇と不幸を生み出す最大の原因となってきました。人々の魂を霊的牢獄に閉じ込め、霊的成長の道から遠ざけるという、大きな罪を犯してきました。地上の宗教はまさに“人類の敵”というべき存在になっています。
(3)霊界の宗教とは
①すべての霊が「唯一・共通の宗教」を信じている
②信仰対象は大霊である「神」と神が造った「摂理」――すべての霊が、神の摂理による支配を認識している
③摂理に一致した生き方が、そのまま信仰実践となっている――霊的成長に関わる「利他性の摂理」と「カルマの摂理」
④霊界の宗教には、地上のような宗教組織や宗教形式はない――あらゆる点で、地上の宗教とは正反対
「そのイエスを崇拝の対象とするのは間違いです。崇拝の念は大霊に捧げるべきであって大霊の使者に捧げるべきではありません。」『シルバーバーチの教え・上』P.138
「私たちが忠誠を尽くすのは一つの教義ではなく、一冊の書物でもなく、一つの建造物でもなく、生命の大霊とその永遠なる摂理です。」『シルバーバーチの教え・上』P.41
霊界には、一人ひとりが、自発的に神の摂理に沿った生活を心がけ、霊的成長を目指す、という形での宗教があるだけなのです。誰もが、神を信じ、摂理に適った利他的行為に励んでいます。霊界人はみな敬虔な信仰者なのです。
2021年、イエスの地上再臨が実現しました。イエスは、地上再臨に先立って、霊界下層に集まっていた無数の地縛霊を解放し、そこに霊的光が届くようにしました。「イエスの幽界降臨」をきっかけに宗教関係の地縛霊のグループが次々と崩壊し、“大宗教革命”が起きることになりました。現在、幽界では、地縛状態から解放されたかつての宗教指導者全員が“スピリチュアリスト”として歩み始めています。
私たちは、幸いにも地上で真理を手にすることができました。その責任を果たすことができるように、正しい信仰生活を心がけ、人々に霊的成長の道を示していきましょう。
こちらもあわせてご覧ください。イエスから地上の全宗教指導者に向けてのメッセージ
〈参照〉
宗教の観点から見たスピリチュアリズムの全体像 - YouTube
◆2023年5月20日――感想
今月は、インフォメーションNo.43を参考に、これまでの学習のポイントを押さえながら、イエスの地上再臨とスピリチュアリズム運動と『シルバーバーチの霊訓』の関係について学習しました。
イエスは他界してから1800年間、霊界において「地上再臨」を実現するための準備を進めてきました。そして1800年にわたる霊界サイドでの準備が整い1848年、地上で“スピリチュアリズム運動”が展開することになりました。スピリチュアリズム運動は、霊的真理を地上にもたらす手段となる「霊界通信」の確立を目指していました。霊界から地上に通信を送るためには、その前提として“霊界に霊がいる”という事実を示さなければなりません。初期のスピリチュアリズムでは、さまざまな心霊現象を演出し、当時の一流の科学者たちにそれを検証させ「霊魂説の正当性」を証明してきました。そして次の「霊界通信」の段階に進んでいくことができるようになりました。
「私たち霊団の仕事の一つは、地上へ霊的真理をもたらすことです。これは重大な使命です。霊界から見る地上は、無知の程度がひどすぎます。その無知が生み出す悪弊には、見るに耐えないものがあります。それが地上の悲劇に反映しておりますが、実はそれが、ひいては霊界の悲劇にも反映しているのです。(中略)
こうしたことがあまりに多すぎることから、霊的実在について、ある程度の知識を地上に普及させるべしとの決断が(イエスによって)下されたのです。そこで、私のような者が長年にわたって霊的生命についての真理を説く仕事に携わってきたわけです。
(中略)
私たちは、何千年にもわたって囚われの状態に置かれてきた地上人類に霊的解放をもたらすという目的をもって、一大軍団を組織しました。私たちがお伝えしようとしているのは、いたって単純な真理です。そのためにまず、証拠となるものを提示することから始めなければなりませんでした(※)。」『The Seed of Truth』
※心霊現象を演出して、死後の霊魂の存在を証明すること。
2000年前イエスは、地球人類の救済を目的として地上に誕生しましたが、当時の人間の霊性レベルが低かったために、イエスの教えは受け入れられず、志し半ばでこの世を去ることになりました。2000年前と同じ失敗を繰り返さないために、地上再臨に先立って、地上世界に“イエスの思想・教え”を伝えておく必要がありました。「霊界通信」は、それを達成するために不可欠な手段だったのです。
「霊界通信」を通して、地上人がこれまで知ることのなかった霊的真理が次々ともたらされました。数ある「霊界通信」の中で最も優れたものが、『シルバーバーチの霊訓』です。
『シルバーバーチの霊訓』は、シルバーバーチという一人の高級霊が単独で送ってきた霊界通信ではありません。『シルバーバーチの霊訓』は、イエスが自分の教えを地上人に伝えるために、シルバーバーチをマウスピースとして地上に降ろしたものです。『シルバーバーチの霊訓』を“人類共通のバイブル”にするために、スピリチュアリズムの“スタンダード”として示されたものなのです。
「『シルバーバーチの霊訓』の土台となる教えは、私が神から承認を得て、今の地上人に届けるに相応しい内容ばかりである。『シルバーバーチの霊訓』には、神のシールが貼られている。この唯一“人類の霊性進化を促す最高の教え”を私は携え、皆の元に現れた。私はここに集う皆と共に、これからこの『シルバーバーチの霊訓』を日本のみならず世界に広めるために、神より再臨のお許しをいただいてこの場に臨んでいる。」
(イエスからの通信 2021.09.16)
1848年に地上で開始したスピリチュアリズム運動も1920年代から約60年間続いたシルバーバーチ霊からの通信も、イエスの「地上再臨」のための準備の一環として興されました。イエスの「地球人類を救いたい」という強い決意のもとで2000年もの歳月を費やしてくださったのです。イエスの深い愛の思いに応えることができるよう、真理を手にした者としての役目を果たしていきましょう。
◆2023年4月15日――感想
◆2023年3月18日――学習内容
『シルバーバーチの教え・上』序文――2
「シルバーバーチの交霊会」の舞台裏
『シルバーバーチの霊訓』を誕生させた「シルバーバーチの交霊会」は、次元の異なるきわめて特殊な交霊会です。その「シルバーバーチの交霊会」を、地上サイドの視点(スワッファーとバーバネルの視点)と霊界サイドの視点(シルバーバーチの視点)の3つの視点から見ていきました。
<3つの視点>
■スワッファーの視点……序文
P13~P14 交霊会が始まったばかりの頃の様子
18歳の無神論者の青年バーバーネルが、交霊会に参加し、霊界からの強力な働きかけがなされて入神しました。この時、シルバーバーチがはじめてバーバネルを霊媒として使い、話をしました。「今日までずっとあなたを指導してきたが、近いうちにスピリチュアリストの集会で講演をするようになる」と。バーバネルの霊媒としてのデビューです。
■シルバーバーチの視点……一章
P22~P24 交霊会を始めるまでの準備
シルバーバーチは、イエスから「私(イエス)のメッセージを地上人に伝える役目を果たしてほしい」と要請されました。シルバーバーチはそれを使命として引き受けました。こうしてシルバーバーチは、地上に通信を送るための準備に取りかかることになりました。
バーバネルが母胎に宿る前から準備を始め、地上に誕生してからも霊媒との一体化を促進していきました。霊界からあらゆる指導をして、高級霊シルバーバーチの専属霊媒バーバネルが養成されていきました。そして専属霊媒としての準備が整ったとき、バーバネルを交霊会に導き、霊媒としての歩みをスタートさせました。
その後、シルバーバーチの交霊会は回を追うごとにレベルアップし、霊媒の潜在意識が完全に排除され、100%霊界サイドの通信が伝えられるまでに至りました。霊界通信として、完成の域に達したということです。
■バーバネルの視点……遺稿 シルバーバーチと私 『霊性進化の道しるべ』
P256~P261 バーバネルから見た交霊会開始までの道のり
バーバネルは再生前にスピリチュアリズム普及のために、生涯を捧げると約束して、地上に生まれてきました。しかし、18歳のバーバーネルは、当初、スピリチュアリズムに対して、反感を抱き、伝統的宗教にも背を向けていました。
同じ頃、ある交霊会に出席したバーバネルは、いつの間にか入神(居眠り)して、霊媒としてのデビューを果たします。そして、シルバーバーチの通信を受け取るようになって間もなく、スワッファーが「シルバーバーチの交霊会」に参加するようになりました。
バーバネルとスワッファーは、3年間、週末を利用して、イギリス中を講演して回りました。
「シルバーバーチの交霊会」は1920年代から始まり、1981年にバーバネルが亡くなるまでの約60年間続きました。霊界サイドでは交霊会のレベルアップのために試行錯誤の努力が続けられてきました。シルバーバーチは、霊媒の養成だけではなく、地上の態勢を整えるために交霊会に参加するメンバーも導いていきました。
「シルバーバーチの交霊会」を築きあげるために霊界側は周到な準備をし、万全の協力体制のもとで交霊会を進めていきました。
綿密な計画と、指導があってはじめて、完全な霊界通信が地上に降ろされたのです。こうした点からも『シルバーバーチの霊訓』は、他に類をみない奇跡的な霊界通信であり、最高レベルの霊界通信と言えるのです。
『シルバーバーチの霊訓』は、イエスから要請を受けて始まりました。インフォメーションNo.43には『シルバーバーチの霊訓』に関する、イエス自身の言葉が述べられています。
「『シルバーバーチの霊訓』を降ろすのに、高級霊の一大霊団の力を結集したのだ。あれは私にとって本当に感無量の出来事であった。今、さらにそれをバイブルとして世界に広めようとしている。皆は、その神の教えの一番の信徒なのだ。」
(イエスからの通信 2021.07.29)
〈参照〉
◆2023年3月18日――感想
◆2023年2月18日――学習内容
『シルバーバーチの教え・上』まえがきと序文――1
「編集者まえがき」と「序文」には、『シルバーバーチの霊訓』の基本的な事柄が示されています。『シルバーバーチの霊訓』の特殊性、卓越性が「まえがき」と「序文」の中にも表れています。
「シルバーバーチは、これは自分の教えではなく、自分の所属界よりもさらに高い界層から送られてきたものを自分が中継しているにすぎないと言う。」
霊界には、イエスを中心とした大霊団が組織されています。シルバーバーチはイエスを中心とする高級霊団と、地上を中継している役目にすぎないといっています。『シルバーバーチの霊訓』は、シルバーバーチという一人の霊が送ってきた通信ではありません。イエスを中心とする高級霊団の総意として、地上人にふさわしい霊的真理がシルバーバーチによって伝えられました。
「霊界通信は盲目的に受け入れるものではなく、」とあります。
シルバーバーチは、通信内容を、理性を用いて吟味するように言っています。
霊界通信は、理性によって正しいと判断したものだけを受け入れるということが大原則です。ただし、霊的真理を知らないと理性を働かせて判断することはできません。霊的真理、霊的知識を知ってはじめて霊界通信の審議を図ることができるようになります。
「また、新しい宗教をつくるために行われるものでもない。」
『シルバーバーチの霊訓』の中には、重要で素晴らしい霊的真理がたくさん詰まっています。それを悪用すれば、最高の宗教教義が出来上がります。『シルバーバーチの霊訓』を利用して、教祖、カリスマとなって信者を集めれば、教団を作ることができます。『シルバーバーチの霊訓』を自分だけのものにしてはなりませんが、それを悪用すると大きな罪になります。『シルバーバーチの霊訓』はそうしたもののために降ろされたのではありません。地球人類救済という崇高な目的のために地上にもたらされました。
「霊的啓示は常に進歩的で、それを受け入れるかどうかは地上の人間の能力にかかっている。」
霊界からの啓示は時代とともに進歩しています。2000年前の啓示と今の啓示を比べると、人類の霊性が向上した分だけ、啓示も進歩しています。しかし、どのレベルの霊的啓示を受け入れられるかは、地上人の霊的な受容能力にかかっています。一定の霊性レベルに至った人間はそれに見合った、高い霊的真理を受け入れることができるようになります。
「シルバーバーチは人間の理性に訴えることを主義としている。したがって、もしもその言説の中に読者の理性が納得しかねるものがあれば遠慮なく拒否するか、さらなる証明が得られるまで留保すればよい。」
従来の宗教では、たとえ教義の中に矛盾があったとしても、根本的に神の言葉である以上、そのまま信じるべきものとしてきました。自分の理性が納得できるかどうかよりも無条件に信じることが重要とされてきました。しかし、シルバーバーチは、「もしも私の言うことに卑劣なこと、酷いこと、道徳に反することがあれば、どうぞ拒否してください」と言っています。シルバーバーチは、スピリチュアリズムはどこまでも本人の理性に基づく自己判断によって進められるべきものであることを明らかにしています。
「我々がシルバーバーチと呼んでいる霊は、実はレッド・インディアンではない。いったい誰なのか、今もって分からない。分かっているのは、その霊はたいへんな高級界に所属していて、その次元からは直接地上界と接触できないために、かつて地上でレッド・インディアンだった霊の霊的身体を中継して我々に語りかけている、ということだけである。」
シルバーバーチは再生の必要のない段階まで進化した高級霊です。霊的純化が完全であるため、直接、地上界に接触することができません。そのため、物質性を多く残した幽界にいるレッド・インディアンを霊媒として使って、そこから地上の霊媒のバーバネルへ通信を送ってきました。シルバーバーチから幽界のレッド・インディアン、地上の霊媒という非常に複雑なプロセスを経て送られてきた奇跡的な通信が、『シルバーバーチの霊訓』です。
※『シルバーバーチの霊訓』の編集方法は、大きく分けて二つあります。
一つ目は、まえがきでオースティンが述べているように、三十回、四十回の交霊会の中で語られた内容をテーマに沿って抜粋してまとめてあります。交霊会の中で、「神」について語った箇所、「死」について語った箇所など、スピリチュアリズムの思想の中の特に重要な部分を抜き出して、テーマごとに編集しています。オースティンが編集した『シルバーバーチの教え』は、スピリチュアリズム運動の本質とスピリチュアリズム思想の基本的な内容が網羅されています。スピリチュアリズム思想の要点がまとめられていて、スピリチュアリズムの入門書として相応しいものと言えます。
二つ目は、トニー・オーツセンの編集によくみられる、一回の交霊会をそのまま載せているというものです。『霊性進化の道しるべ』『霊的新時代の到来』『地上人類への最高の福音』は、トニー・オーツセンが編集したものです。シルバーバーチの祈りや、参加者の質問、それに対するシルバーバーチの回答など、抜粋ではわからない細かなところまで考えて編集されています。当時の交霊会の様子がそのまま掲載されています。
〈参照〉
◆2023年2月18日――感想